ビジュアルフォーカシングとは?
本来、フォーカシングとは。
E.T.ジェンドリン(1926年)が開発した、心理療法心理療法・カウンセリングでも使われている、効果的な自己探索の方法で、自己受容・自己理解・問題解決・心理的成長・創造的活動に役立ちます。
私から自分に、私から誰かに、自分の中にある声を聴いていく手法です。
本来のフォーカシングに、更に改良を加え。
よりスピーディーに、より痛みをなくしたテクニックが、
ビジュアルフォーカシングです。
・カウンセリング自体が、キツイ時。
・言葉には出来ない不快感を、
身体で感じる時。
言葉にならなくても、解放することが出来ます。
人生がうまく行っている人の特徴
・身体からの行動である。
・考えと感じ方、行動が一致している。
・ストレスが身体に現れない。
【こんなことに有効です】
・校門の前に立つと、気持ちがわるくなる。
・人前に立つとお腹が痛くなる。
・車酔い・船酔いのような状態が続いている。
・そのことを考えると、身体に不調が現れる。
・いざやろうと思うと、身体に不調が現れる。
・自己認識(言語化)できていない不調。
・トラウマ・自己暗示(悪いほうに考えすぎ)・思い込みに向き合うことに、身体が拒否してしまう。
不快感や現実に起きている嫌な事さえ感知できれば、変化を与えることが出来ます。
嫌な気持ちを、聞き出されることに、うんざりしている方。向き合えなくなってしまった方。
自分の気持ち(やりたいこと)(自己犠牲が美徳になっている)が「わからない」方。
【セラピストとして使う場合】
エモーションフリーセラピストとして活動するにあたり
ビジュアルフォーカシングは必須です。
様々なお悩みを抱えているお客様にセッションをするにあたり、
エモーションフリーセッションの問題が見つけづらくなる場合が多数あります。
・ご自身のお悩みが整理ついていない場合
・途中で身体感覚を感じすぎて数値化出来ない場合
・セラピストにも話したくないことがある場合
・問題自体に蓋をして言語化出来ない場合
・言葉にトラウマを抱えている場合
そんな時は、ビジュアルフォーカシングを使い、
まずクライアント様を楽にしてあげることが先決になってきます。
そうすることで、クライアント様は、セラピストとの距離またはエモーションフリーとの距離を縮められセッションが更にスムーズになってきます。
【セルフセラピーとしてご自身に使う場合】
エモーションフリーは言葉を使うセラピーです。
言葉自体に、抵抗があったり、自分の問題の抽出が出来ない場合は、
エモーションフリーが難しいです。
それに比べビジュアルフォーカシングは、
身体の感覚(体感)のみ感じることができれば、解放できるテクニックです。
また、この講座ではフォーカシングも出来るようになるため、
フォーカシングからエモフリのフレーズやひっかかりを見つけることが出来ます。
例えば、
そのことを思うと、胸が苦しい。みぞおちが重くなる。肩が重くなる。
そんな感覚にアプローチできる解放テクニックです。
こんな方にオススメ
・エモーションフリーがわからない方
・エモーションフリーの問題が抽出できなくなった方
・感覚はわかるが、言葉にできない方
なんとなくを具体化(言葉・フレーズ。数値化)できない場合に、
最適なテクニックです。
五感の感じ方・強度は、人によって様々です。
ですから、言葉で聞き出さない
ビジュアルフォーカシングで先に「楽」にしてあげることが重要です。
また、ある程度ビジュアルフォーカシングで自分自身がクリアになった状態での、
フォーカシングは、あなた自身やクライアント様を調整するために最適です。